どうもこんにちは。突然ですが、わたしはたまに日本酒を人に例える事があります。
本当に変な話ですが、日本酒はたくさん種類があって今まで100種類は確実に飲んできたと思うんですが全部を覚えるって中々大変です。
そこで友達と編み出した日本酒の記憶法は勝手に男に例えて記憶に残らせるという手法です。
日本酒を男性や女性に例えてみると、結構そのお酒の特徴を覚えやすかったりします。
有名どころでいうと八海山とかは完全男ですね。シンプルに「辛口の男」
獺祭は…命名「皆に優しい男」
14代は美味しかった。あれは好き。蕎麦と一緒に飲むのが好きです。
14代は「可愛いだけじゃない女」
そして今日の記事で紹介したい田村酒造の純米吟醸 吟風は「しつこい男」です。
田村酒造 純米吟醸 吟風
東京都で作られたこの日本酒。
鼻、口、どっちもしばらく後味が香って残ります。
しつこい男と名付けて覚えました。後味が特徴的なお酒。
この緑ラベルの使用米は、北海道からお米を取り寄せて作られたとか。
田村酒造の純米吟醸は3種類あって、全てお米が違います。
わたしの好きな緑、紫、黄色と色が分かれていますが全て純米吟醸と書かれているので何が違うのかよく質問をされました。
紫ラベルはお酒好きな人なら間違いなく気にいるお酒です。バランスは3種類の中で1番良いです。
黄色ラベルは一番フルーティーかなと思います。
そしてわたしが緑ラベル、吟風を選ぶ理由は何か?
冷やで飲んでも後味は主張してくるんですが冷蔵庫から出して30〜1時間くらいたったあたりにまた飲んでみるとあの後味の違う面が味わえる。
鼻からの香りの抜け方が変わりなんだろうこれ!?と味わっていくうちにまた飲みたくなってしまうんです。
田村酒造のボトルは見た目もシンプルで、かつ目を引くデザインでいいですよね。
使用米が大きくボトルに書かれてい「とにかく飲んで違いを楽しめ」的な感じが好きです。
日本酒の説明をしても、やっぱり飲んでもらわないと味はわかりませんからね。
そしてボトルの後ろを見てみると、昔から井戸水で仕込まれてきたお酒だそうです。
水質は中硬水。
杜氏からの一言で、「味と香りのバランスが絶妙なお酒が出来ました」と書いてあります。確かにそうだ。丁寧に作られた味がする。
味から伝わるこだわった水と米でできた田村 純米吟醸 吟風。
おススメでした。
日本酒の日に思うこと: 女性的な日本酒
女性が好みそうなパッケージのお酒はやはり女性が好きそうな味をしています。
女性は絶対に日本酒を飲むべきだと思うので女性をターゲットにした日本酒ブランディングは私も大いに賛成。
女性は香りに敏感です。
「まず香りを楽しんでみて!」と言ってフルーティーで香り高いお酒を渡してみると飲む前から気に入ってくれて嬉しくなる。そして後味を引かない方を好む。私統計ですが。
女性は飲みやすい日本酒を求めている人が多いので、女性に日本酒を勧めるときはいつも1つ香りが高くてフルーティー、後味を引かない飲みやすい日本酒を加える。
そういう日本酒を私はいつだか「女性らしい日本酒」と呼ぶようになりました。
ただ…わたしは辛口で男らしい酒が好きなんです。
飲みやすさとか私は日本酒に全く求めていないエレメントなので、私の好みとは離れている場合がほとんど。
でもただ辛口なだけではなく旨味、後味、香りのバランスが良い最高の辛口を探すのは私にとって宝探しみたいな感じです。
日本酒にも性別がある。
日本酒マニアはテープで感想を録音してまとめたり、飲みながらノートをとったり、写真を撮って勉強をする。
私はこの記事の最初に書いた通り、覚えるために何百種類ある日本酒を男か女に例える。ふざけてるようで日本酒の勉強には役立ってるのである。
日本酒の日に思うこと。
Ellie