どうもこんにちは。26歳日本人女性Ellieです。現在アメリカに住んでいます。
突然ですが、私は日本酒が大好きです。 100種類以上は試しました。
留学しているときに色んな強い酒を試した中、日本酒という存在が貴重でした。
外国で珍しいお酒を試しても私が一番好きなのはいつも日本酒でした。
アメリカ人だらけのパーティでも私は日本酒の瓶を持って乗り込んでいました。
下の画像のように珍しい形のものだったので「何それ?」とよく興味を持たれました。
私の留学先は田舎だったので日本酒を選ぶなんてことは出来なかったけど、いっつもこれを飲んでたら私の誕生日に2人のアメリカ人が全く同じボトル2本をプレゼントしてくれました。(もちろん瞬時になくなりました)
私のアメリカ永住生活は3ヶ月目ですがやっぱり日本酒がないとダメだ。
ということで、今日は日本酒記事第一弾なので私のお気に入りの中のお気に入りを紹介します。
国揮 島根県自然しぼり大吟醸
何十種類の日本酒があろうともいつだって私のお気に入りの酒藏 こっき。
こっきが出す大吟醸はいつも大変楽しみにしていた。
このこっき自然しぼり大吟醸は、私がアメリカにお嫁に行く前にプレゼントされたものでもある。
だから日本最後の日本酒の思い出…。こっきで良かった。
ポイント1: 香り
飲む前にこの酒の香りを嗅いだだけでハッとしたお酒。一気に私の関心をひいた。
一度ならず二、三度まるで深呼吸をするかのように立つ香りを楽しんだ。
まだ飲んでもいないのにこのお酒は香りだけでつまみがいけそう。
それだけ香りが深くて充実していた。
自然しぼりで造られるとこれだけ香り濃く、かつ優しくなるんだろうか?
香りを楽しみすぎて肝心の味見をするまでに時間がかかりました。
ポイント2: 味
飲んでみると、じわじわと何層にもなって美味しさが追いかけて来る。
あ、これ生きてて良かったって思うタイプの酒だ。
良い酒だ〜って気付いたらひたっていました。
口に含むと濃厚な香りが淡い味に変わり、確かに旨味を舌に感じた。
後味が口からひいていくまでじっくりと鼻、のど、口で香りも噛み締めちゃうお酒。
爽やかさと香りと味の複雑さが絶妙にバランスをとっている。なにこれすごい。
澄んだ水に濃い香りと旨味がが詰まっている。
ラベルに書いてあることを読んでみると、袋吊りという技法を使い名前の通り
自然に絞られたお酒、透明感のある旨味と書いてある。確かに。山田錦使用。
普段はこっきの純米吟醸が大好きですが、この大吟醸もこっきらしい後味の抜け方。
だけどこの自然絞りの大吟醸は余韻がちがうな。
島根県の酒、こっき酒造
旨味に妥協しない、それが私がこっきに惹かれる理由です。
あと水。なんでだろう、こっきを飲むときいつもその水が美味しく感じられます。
旨味、後味、水。
100種類以上日本酒を飲んだ後は数えていないけど、あれだけの日本酒を飲んだ後もまだこっき特有の何かが私を虜にします。
島根の水に何かがあるんだろうか。
私に「ブレイクファストティー」と名付けられた石見銀山 特別純米も澄んだ水を使った酒のイメージがある。(*朝から飲む訳ではありません。*)
「朝に飲むティーのように体に馴染むように入っていく」という意味で呼んでいます。
あくまで私の意見ですが。
いつも他の日本酒とちょっと違うひねりがあるこっき酒造のお酒、いかがですか?
島根出身の方からは酒屋が多いと聞きました!行ってみたい…。
それはまた今度。